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キャバクラ派遣とは?
一般企業や工場、病院などでは正社員と一緒に派遣社員が働いている構図が一般化していますが、実はキャバクラも同じです。
お店と直接契約した「在籍キャバ嬢」だけではなく「派遣キャバ嬢」もお店で働いています。このキャバクラ派遣について簡単にご説明しましょう。
2.会社で写真を撮影し、水商売の経験やプロフィール作成、希望するキャバ店の条件などを聞かれる(登録終了)
3.派遣会社の専用サイトにログインし、気に入った仕事を探して「出勤ボタン」を押せば仕事の申し込み完了
4.遅刻しないように指定されたお店に行き、一晩仕事をして日当をもらう
キャバクラ派遣のおおざっぱな流れですが、実際に経験した女の子によると「かなり簡単」だそうです。
派遣会社でもあまり厳しい面接はなく、写真を撮ったりプロフ作成するのに時間も掛からないようで、気軽に派遣キャバ嬢として働けるとの事。
このような理由からか、最近は派遣キャバ嬢として働く女の子も増えているそうです。
メリット①厳しいノルマや営業の必要がない
派遣キャバ嬢のメリットは厳しいノルマや営業の必要がなく、罰金もない事です。
在籍キャバ嬢の場合はお店の売り上げアップのためにノルマを課され、営業活動に勤しむ必要がありますが、派遣キャバ嬢は特定のお店に在籍していませんので厳しいノルマや営業、罰金とは無縁です。
この点に魅力を感じ、在籍キャバ嬢から派遣へと転身していく女の子も多いんだとか。
確かに「半月に同伴5回、本指名10回」など厳しめのノルマを課すお店もありますから、女の子にとってはかなりプレッシャーになりますね。
また特定のお店に在籍していないためノルマ未達のために罰金を徴収される事もありません。
営業の必要がない事から閉店後にお客様とアフターに出掛けたり、メールやLINEでお客様と連絡を取り合うなどの営業もする必要はありません。
ただ仕事をしている時に「私は派遣キャバ譲なので今日は仕事しますが、明日は来ません」と明け透けな事は禁句です。
派遣キャバ嬢にドリンクを奢ったりメールアドレス交換をしても一晩しか来ない女の子ですから、お客様としても「じゃあ、君に貢いでも全然意味ないよね?」と思われて相手にされません。
うちでも時々忙しい時期に派遣の女の子をお願いしますが、派遣キャバ嬢の場合は「体験入店です」「今日が初出勤です」と言うように指導しています。
メリット②辞めたくなったらすぐに辞められる
派遣キャバ嬢は特定のお店に縛られていないため、出勤ノルマを気にしたり退店時期を店長と相談する事はありません。
派遣キャバ嬢の仕事を辞めたくなったならいつでも辞められますし、1か月でも2か月でも好きなだけ休んで構いません。
また「仕事がしたいな」と思えば専用サイトで仕事を探せばいいだけですから、復帰も簡単です。
派遣キャバ嬢は責任のない仕事なので、気軽に働けるのが大きなメリット。
そのため学生がアルバイト感覚で、OLや主婦が副業として気軽に働けると人気です。
派遣の場合は気軽に仕事が出来るのが大きなメリットですが、その気軽さゆえに不利な面がある事を知ってください。
デメリット①在籍のキャバ嬢よりは稼げない
在籍しているキャバ嬢はドリンクや指名本数、同伴などの営業成績に応じた報奨金が支給されますが、派遣キャバ嬢がどれだけ頑張ってドリンクをおねだりしても報奨金はもらえません。※お店によっては出るケースもあります
また女の子に支払う時給ですが、例えば本来なら時給5,000円もらえる所を派遣会社に1,000円抜かれて4,000円になってしまったりと、同じお店の在籍キャバ嬢よりも稼げないケースが多いです。
時給は派遣会社からピンハネされ、どれだけ営業しても報奨金は基本的に入りません(だから派遣キャバ嬢に営業は不要なのですが・・・)。
もし本格的にナイトワークで稼ぎたい女の子がいたら派遣は止めて在籍にしてください。
ノルマや営業が必要なお店もありますが、稼げる額が違います。やはりそこは責任の差なのです。
デメリット②働きたいタイミングで働けない可能性がある
派遣キャバ嬢は特定店舗で勤務しているわけではないため、明日の保証がありません。
今日は希望に合う勤務先が見つかったとしても、明日も良い条件のお店がみつかるかどうか分からないのです。
派遣は「好きな時に働ける」のがメリットですが、あくまでも「条件に合う求人があれば」の話。希望に合うお店が無ければ働きたい意思はあってもお休みしなければなりません。
その点在籍キャバ嬢は定期的に通うお店が決まっているので、「明日、ちゃんとお仕事はあるだろうか?」と心配する必要なし。
シフトも事前に女の子と話し合って決めているので、「無理に出勤しなきゃいけない」などの心配は無用です。在籍キャバ嬢だからと言って奴隷のような扱いはしません。
在籍と派遣、どちらが自分の目的にあっているのかをよく考えて、一番働きやすい方法を選んでください。